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Rikaの生き様

生き様と言う程見事な物でもない

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飽きもしないでまたメイキング!

Rikaです。

まぁ、飽きるっつーか、中途半端にして放置したくないだけなんだけどね。

さてさて、今日の項目は少ないです。
でも、作業時間はかなりかかります。

今回の作業
下色を塗る。
 各箇所用のレイヤーを作る。
 下色を大雑把に塗る。
 余計な部分を削る。
影を入れる
 骨影
 普通影




 下色を塗る  

それぞれの箇所のベースになる色を塗ります。
ベース色は、絵によったりしますが、私は大概その部分の色の一番明るい色にします。
理由は、濃い色でも、後から影を入れる事によって色が暗くなっていくから。

物体は光があってこそ見えるものですよね。
光がなければ、そこに何があっても真っ暗なままで、視界は一切の黒です。
ですが、真っ黒なままじゃ絵になりません。
少しでも光が入る事によって、形や色がわかるわけです。
光が入って物が見えるときは、必ず照らされる場所と影が出来ます。
光が入る → 照らされる → 色がわかる → 影が出来る ではありますが、
服の生地等ではその前に、 元の色がある → 光が無いので真っ暗 → というのが入ります。
ですから、光に照らされた時は、まず元の色が見える → 影が見える → 物体の形状・状態がわかる。という具合になります。

下色あってこその影ですから、まずは下色が先。
というのが私の考えです。
まぁ、塗り方は人それぞれなんで、この理由が受け付けがたい場合は自分流でOKかと。

じゃ、早速下色を塗ってきましょう。

各箇所用のレイヤーを作る

make15.gif色を塗るときは、その箇所毎にレイヤーを作成してください。
色合いを変える時や、影入れの範囲指定等、後の作業工程をするにあたって、この方法の法が便利です。
レイヤーの作り方は、前回までのメイキングを参照の事。


絵の中に描いているものを見て、その数だけ作りましょう。
レイヤーの名前も、混乱しないようにその箇所の名前をつけておいて下さい。
又、レイヤーの順序ですが、物体として一番上にくるものを上に。
下になるものを下の方においてください。

まず背景があって、人がいる。
人間がいるという事は皮膚、肌があって、髪が生えていて、服を着ていて、アクセサリーをつけている。

髪の毛は服の中に入れる人もいますし、体毛っつーものもありますが、まさか胸毛とか描いてる訳じゃないッスからね。
いや、描く人いるけど、私は描きませんよ。

今回で毛って言うと、眉毛、髪の毛、睫毛ぐらいですが、髪の毛は服の中に入れるほど長くない短髪ですからね。
レイヤーの順序は一番上にします。

なので、今回の絵の場合は 線、髪、Yシャツ、アクセサリー、中の服、肌、背景という順番で、それぞれのレイヤーを作りました。

アクセサリーについては、服の外側だったり内側だったりしますが、1つづつやってるとキリないんで統一です。
ただし、皮の部分、紐の部分、金属の部分という、それぞれの箇所で、作業内容が変わってきますので、後々別々にします。

下色のを塗る
make16.gif
左のメニューにある範囲選択ツール。
その中の、多角形ツールを私は使います。
手書き範囲選択ツールを使うほうが楽という方は、その方が良いでしょう。

大胆にいきたい方は、その上にある四角い選択ツールを使ってもいいんじゃないでしょうかね。




make17.gif
で、範囲を指定して下色を乗せたのがコレ→です。
此処では大雑把に範囲を決めて塗ってOKです。
緻密に範囲指定して、結果何処かが欠けてしまうよりは、はみ出し上等で塗った方が良いです。

範囲をどれぐらいとったか分かりやすいように、背景を黒くしていますが、実際の作業では別に黒くする必要はありません。











余計な部分を削る
make18.gif
大雑把に色を塗ったら、はみ出た部分を削ります。
下色を塗った時同様、多角形ツールで余計な部分を範囲指定し、deleatkキーを押して消していきましょう。
元の絵の線がきちんと繋がっていて、線画の方もちゃんと繋がっている場合は、自動範囲選択ツールを使うと作業効率が良いです。

自動範囲選択ツールは、多角形ツールの右にあるやつです。
クリックすると、その部分と繋がっている場所が範囲選択されます。
まぁ、詳しくはフォトショの講座があるサイトを探して調べてください。

自動選択ツールを使う場合の注意。
此処の範囲を選択したい。という場所を選んでクリックするのはOKですが、そうなると線の部分が範囲選択されず、結果ガタガタな範囲になってしまう事があります。
なので、その場所を範囲選択したら、上にある選択範囲→選択範囲の拡張→1pixel という風に、少し広げてとった方が良いでしょう。
まぁ、個人的には、塗りたい場所じゃなくて、削りたい場所を範囲選択して、細かい部分を多角形ツールで削る事をお勧めしますがね。
そこは、塗る人の自由にどうぞ。

色塗りが終った時点で、レイヤーパレットはこのようになります。
make19.gif


 影入れ 

せば下色を塗ったので、今回はそれに影をいれていきます。

影の部分は、それぞれの箇所用に新規レイヤーを作成してください。
①理由は、失敗してもレイヤーを削除すればいい。
②下色を変えず、影の部分だけ色合いや濃淡を直せる。
③はみ出た部分は、下色のレイヤーを範囲指定して、選択範囲を反転→削除で、簡単に消せる。

影の色も、薄い影→深い影の順に塗っていきます。
下色からグラデーションをかけるつもりで。薄い色にいきなり濃い影なんか入れたら陥没状態に見えますからね。
メリハリをつけるのは大事ですが、それは全体が出来た後、最後にバランスを見ながらやるものです。
最初から影にメリハリなんか入れたら、全体で見たときバランスが崩れたりしますので。

影の色は、下色より少し濃いめの2~3色ぐらいが適当、且作業上覚えやすいです。
PC塗りで手塗りのような深みを出すのは、結構慣れと技術がいると思います。
私はそれできませんから、しません。PC固まっちゃうし。チャレンジしたい方は、頑張ってみても良いんじゃないでしょうか。

っつー事でいきましょうかね。


骨影

make20.gif今回は男性なので、腕とか首とかを少し骨ばった感じに描きました。
骨ばっている=筋肉の付き具合を塗りやすい・・・ので。(私はね)

実際に男性と女性の腕を見てみるとわかりますが、皮下脂肪が少ない男性の方が筋肉や骨が解りやすいんです。
まぁ、相当のマッチョと比べないと解らないものかもしれませんが、絵に起こすなら、少し大げさなくらいが丁度良いでしょう。

女性は骨っぽさ出したらマッチョっぽくなりますからね。
決して女性を描く時に骨っぽさを出さないように。
筋肉質な女性だとしても、それは色塗りで薄っすらと解る程度にしなければ・・・・アマゾネス状態になりますよ。
気をつけて。

で、その骨っぽい部分に、ブラシツールで影の色をおきます。
此処では影用に選んだ色の一番明るい色を使います。(色の濃さは後で変えれるので)
○い形のブラシで、ポンポンと色を置きます。

そしたら、指先ツールの登場。
指先ツールは↓コレです。
make21.gif
これを使うと、絵の具を指で拭った(引っ張った?)ように伸びます。
ブラシの大きさは、適度に調節してください。
上の方に%を入れる場所がありますが、私は80%でやってます。
そこも好きなように変えて結構ですが、100%にすると途切れる事無く伸びていきますので、お気をつけ下さい。

make22.gif先程の影をポツポツと置いたやつを、指先ツールで引っ張るとこんな感じになります。
はみ出た部分は消しゴムツールで消して行くとよいでしょう。

そんな感じで骨の部分を塗っていくと↓こうなります。

make23.gif
影を入れるときも、大雑把にはみ出して塗ってOKです。
その部分を塗り終わった後、下の色(肌だったら肌レイヤー)を範囲選択して、選択範囲を反転→Deleatすると、はみ出た場所がパッと消えますから。


普通影

しかし、これだけで影というにはあんまりにもあんまりですよね。
なので、また新しくレイヤーを作り、輪郭的っつーか・・・淡い影?それを入れます。
それは、指先ツールを使わず、ブラシツールだけでやっていきます。
その結果がコレ↓
make24.gif
腕の部分とか頬とか首とかに影を入れました。
前のノッペリした絵から、少しはマシになりましたよね。

此処で気をつけるのが、髪の毛の影、アクセサリーの影を入れないでおく事です。
顔や体等、自然の丸みで出る影と、物をつけて出来る影は違いますから。
髪の影、アクセサリーの影は、後々入れます。

因みに、影の色は、骨の影と同じ色を使いました。
理由は、変に色を変えておかしくなると困るから。
同じ色にして、後々色の濃さを変えた方が自然になります。


こんな感じで、服等の影も入れていってください。
服の皺は、指先ツールを使っていくと結構リアルに表現出来ます。
ただ、リアルすぎて浮く可能性もあるので、程ほどに。

この影を入れる作業はかなり時間がかかると思います。
目も疲れるので、10分か15分毎に休憩を挟んだほうが良いです。

因みに、私はこの影入れの作業が2番目に嫌いです(オイ)
だって肩こるし・・・・。
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プロフィール
HN:
Rika
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40
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性別:
女性
誕生日:
1984/01/15
職業:
主婦
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