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Rikaの生き様

生き様と言う程見事な物でもない

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Rika 10歳の怒り-優しさに返されたのは・・・


昔々、ある所にRikaという女がいました。
それはそれは・・・な女でしたがそれはさておき。

Rikaが小学校4年生の頃のお話です。

Rika「姉上、まだかかぁと親父は仕事だか?」
姉1「んだ。だがら、今日はお姉さまがご飯を作ってあげますわ」
Rika「喰えるもんだら何でもよろしゅうございますわ」
姉1「今日の晩御飯のオカズは焼き茄子だでよ」
Rika「うほっほ~い!」
姉2「茄子嫌~い」

茄子が大好きなRikaは大喜びです。
当時まだ小学生だったRikaは茄子を縦に割ったものではなく
輪切りにしたものをフライパンで焼いてもらっていました。

姉1「さあ、できただよ。おまんま盛って喰いなせぇ
    でも、今日は火加減が強すぎて茄子が焦げちまったから
    焦げてるものからくってけんろ」

Rika「あいよ。ほんだら、この真っ黒黒の茄子ば喰って差し上げますわ」

心優しかったRikaは、他の家族に苦い思いをさせる事のないよう
一番真っ黒に焦げた茄子に箸をつけました。

Rika「いっただっきま~す」

カシュリ


およそ茄子とは思えない食感と音に、Rikaの顔が険しくなります。

Rika「・・・・・・・ぶぉっハあァァ!!

口に広がる香ばしすぎる香りと苦味に、Rikaは思わず口の中の茄子を吐き出しました。

テーブルの上にぶちまかれたそれは、唾液と黒い粉が混じったような、どう見ても茄子とは思えない代物でした。

そう。
Rikaが家族のためを思い食べた茄子は、焦げすぎて、すでにになっていたのです。

Rika「人間のメシ食わせんかー---!!!」


その後、おそるおそる姉達が食べた茄子は、全て普通の焼き茄子で、炭化していたのはRikaが食べた黒い焼き茄子だけだったのです。

軽い食感で口に入った焼茄子。


それはそれは香ばしい墨茄子でございました。


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プロフィール
HN:
Rika
年齢:
40
HP:
性別:
女性
誕生日:
1984/01/15
職業:
主婦
趣味:
放心
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