メイキング 02

飽きもせずメイキング。

Rikaです。

今回の作業工程

＊線をハッキリさせる
＊線の抽出

でございますぜよ。

線をハッキリさせる


モードの確認・変更
まず、画像のモードがグレースケール（以後ＧＳ）かどうか確認しましょう。
上の方にあるイメージ→モードで、下の画像のように出てくると思います。



この時、グレースケール以外の場所の左に印（レみたいなやつ）がついていたら、ＧＳ以外のモードになっているのでなおしましょう。
ＧＳの所をクリックするだけでＯＫです。


画像は完全に白・灰色・黒の色だけになります。
ここから線をハッキリさせていきます。
イメージ→色調補正→レベル補正の順に選んでください。



すると、こんなの↓が出てくると思います。


黒と書いてる所の、赤い○で囲んだ▲がありますね？
それを右に動かすと、絵の中の黒い部分が濃くなっていきます。
黒に近い灰色が黒になっていきます。
黒い部分が広がるという感じでしょうか。

灰色と書かれている所の、青い○で囲んだ▲の部分。
これを右に動かすと、灰色の部分が濃く、黒くなります。
逆に、左に動かすと、灰色の部分が薄く、白くなります。

白と描いている所の、ピンクで囲んだ△の部分。
これを左に動かすと、白い部分が濃くなっていきます。
白に近い灰色が白になっていきます。
白い部分が広がって行くという感じです。

黒の▲と、白の△が近づけば近づくほど、灰色の部分がきえていきます。
絵は白と黒だけの、ドッド絵に近い状態になっていきます。


この工程で、線とそうでない部分をハッキリ分ける事が出来ます。
どの程度ハッキリさせるかは好みですので、自分が気に入る程度に調整してください。




線画の抽出

では、そろそろ線画を作りましょう。
選択範囲→全てを選択　を選んでください。
そのまま編集→コピー　を選んでください。




コピーしたら、画像をＲＧＢモードにします。
ＲＢＧモードとは、ブラウザで見るカラーの状態の事です。
先程画像がＧＳかどうか確認したのと殆ど同じ手順です。
イメージ　→　モード　で出てきたカラーモードの中から、『ＲＢＧカラー(R)』というのを選びます。




ＲＧＢカラーにしたら、左下にあるレイヤーパレットというのを見てください。
↓こんなんです。


赤い○で囲んだ「チャンネル」という所をクリックして下さい。
すると、下画像の左のようなのが出てくると思います。



出てきたら、左画像の赤い○で囲んだボタンを押しましょう。
すると、新しいチャンネルである「アルファチャンネル」というものが出てきて、画像が真っ黒になります。


そのまま、編集→ペーストを選び、アルファチャンネルに先程コピーした画像を貼り付けます。


黒くなっていた画面が、元の、絵を表示している状態になると思います。

もう一度見る場所をレイヤーパレットを見て、先程選んだ「チャンネル」の隣にある「レイヤー」というのを選んでください。
通常では、↓のピンクで囲んだ部分が無い、背景という名前のレイヤーだけがあると思います。



線画は、線の部分以外を透明の状態にします。
背景という名前になっているレイヤーをクリックし、編集→塗りつぶし→白を選んでください。
背景が真っ白な状態になります。
赤い○で囲んだ場所をクリックすると、新しいレイヤーが出来て、ピンクの○で囲んでいる所のやつが出てきます。
レイヤー１という名前になっていると思いますので、それをクリックして下さい。
このレイヤー１を、線画のレイヤーにします。

では、いよいよ線を取り込みましょう。
選択範囲→選択範囲を読み込む　を選ぶと、↓こんなのが出てくると思います。


赤い○の部分をクリックし、『アルファチャンネル』を選んでください。
すると、元の絵の白い部分が範囲選択され、点線で囲んだ状態で表示されます。
選択範囲→選択範囲の反転　を選び、範囲選択されている部分を反転させます。
これで、線の部分が範囲として選択されていることになります。

後は好きな色で塗りつぶしましょう。
塗りつぶしの方法は、　編集→塗りつぶし→描画色（又は黒・白・パターン）です。
これで線画のレイヤーが出来上がります。

線を黒・白以外の色にしたい場合。
左にあるメニューの下。□が二つ重なっている部分がありますね。
その左の方の□を選び、描画色を好きなように変えてください。
その後、編集→塗りつぶし→描画色を選ぶと、先程選んだ色で線が塗られます。

他にも、グラデーションツールや、ブラシツールで塗っていくという方法もありますが、まぁ、お好みで。
アルファチャンネルは、この時点で消してもＯＫですが、念のため最後までとっておく事をお勧めします。


っつーわけで、線画作成編はココまで。
次回からは色塗りです。