さてはて、Oblateの方々はご存知ありませんかもしれませんが
私はT115という普通個人サイトをもっております。 まぁ、日記ぐらいしか更新しないサイトですが(爆) で、昨日そこにUPした思い出のを、Oblateの方々も見れるように 日記にコピペするであります。 あぁ、そうそう。 それにあたり、私の呼び名はT115の方でなくて、OblateのHNであるRikaに変えますぜ。 遠足 人生誰もが一度は体験しているだろう、学校行事遠足。 小学生などは、興奮しすぎて朝早くから目が覚めてしまうという事があったりする。 今回は、そんなウキウキな高校2年生の頃の遠足の話を紹介しよう。 それは6年前、16歳の春。 いや、夏かもしれない。っつーか秋かもしれない。 どっちでもいいがとにかく16歳。 私は若かった。 ピッチピチの女子高生だった。 どちらかというと、パッツンパッツンの女子高生だったが、とりあえず生足に紺のハイソックス履いて若かった。 もちろん太い足は膝上2cmの長いスカートで隠していた。 制服も規定通り。 髪は真っ黒で後ろで1つに結び、前髪は長い上に顔も化粧などせず常にすっぴん。 眉毛すらいじっていない。 鼻の下の産毛すら、剃っていたか定かではないし、煙草も吸っていなかったので今より10kg程太っていた。 酒だってもちろん飲まないし、100人程いる同級生の中、誰も持ち歩かない中常に生徒手帳と学校から渡された身分証明書を持っていたりした。 いわゆる真面目ちゃんである。 幸い視力は両目とも1.5以上あったので、眼鏡はかけていなかった。 だがしかし、着崩すなどと言う言葉を知らないように、当時の私は生徒手帳に書かれるまま、規定に収まった制服の着方をしていた。 うん。当時の私を知る誰が何をバラそうと、見た目はマジメちゃんだった。と思っている。 まぁ、今も真面目な事に変わりはないが。 おい、誰だ今ディスプレイに向かって笑いながら「何言ってんだ!」と言った奴は?! まぁ、それはさておき。 当時学校で行われていた遠足に、私も参加する事となった。 が、遠足と言っても、函館市内で一時解散し、事前に決められていた職場の見学の後、集合場所に帰ってくるというものだ。 当時も思っていたが、ぶっちゃけかなり面倒くさいと思っていた。 いや、遠足自体は楽しかったかもしれないが・・・・当時の私にとっては班のメンバーが頭を抱えたくなるような状態だったのだ。 それはさておき、遠足当日。 元々貧乏人な私は交通費程度の金を財布に入れ、手ぶら状態で遠足に向かった。 今思えば・・・ それが悪かった。 函館山にある元町公園までバスで行き、そこからは各班毎に行動する。 手ぶらの者は鞄を持ってきている人に財布を預けてもかまわないだろうという教師の言葉に、私は落とす事が無いようにと、同じ班の友人に財布を預けた。 間違いなく それが悪かった。 解散の声と共に、市電乗り場へ動く同級生達。 私も人ごみに混ざり、班員と共に大通りへと向かった。 解散場所が一つだったために、市電は大混雑。 少しずつ乗ればよかったものの、皆一斉に乗り込んだものだから、同級生達だけで市電はギュウギュウである。 みんなの勢いにおされ、ついつい後ろへ並んでしまった私。 まぁ、焦らなくてもすぐに次の電車が来るし、譲り合いの心が大事だろうと思っていたのだが・・・・あの頃の私は誠実且つ健全な高校生だった。 並ぶ同級生達の最後尾につき、電車に乗れるのを待つ私。 目の前にいた、財布を預けていた友人が市電に乗り、私が乗り込もうとしたとき、悲劇は起こった。 プーーーーーーーーー プシューーーーーーー ガタン ゴォォォオオオオオオオ・・・・・・ 目の前にいたはずの友人の背中はドアに遮られ、ゆっくりと動いていく鉄の塊は長いレールに乗ってどんどん遠ざかってゆく・・・。 鉄の塊が遠ざかってゆく 電車が遠ざかっていく 私は 先に電車に乗ってた班員達から一人はぐれ 電車乗り場にとりのこされた。 しかも財布は友人と共に電車に乗っていってしまった。 危機である。 というか馬鹿である。 慌てて周りを見渡す私。 近くにまだ電車に乗っていなかった友人を発見し、急いで駆け寄って金を借りる私。 お友達に初めて金かりちゃいましたよ。 その後、次の電車に急いで乗り込み、無事湯の川まで着いた私を、同じ班の友人は苦笑いしながら待っていてくれました。 「Rika、次の電車で来ないから、男子先にいっちゃったよ?」 「・・・・あぁ、一応待っててくれてたんだねぇ。 ・・・・っつか、湯の川に来る市電って、谷地頭からとドックからが交互に来るんじゃ・・・。 私がいたのはドック側ですよ・・・?」 何はともあれ、男子に合流し先を急ぐ私。 もちろんその後財布を手放す事は無く、遠足は無事終える事が出来た。 因みにその時私は、班長でした。 いやぁ、あの時班員だったIちゃん、T君、Hちゃん、H君、M君、Y君・・・・ホント、ワリィ!! 今となっては良い思いで。 出来るなら6人にはこの記憶は消しておいていただきたい。 PR |
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